2kgの米がどれほどの量になるか、知っていますか？近年、スーパーマーケットだけでなくドラッグストアなど様々な場所で、多くの種類やブランドの米を見かけるようになりました。
選択肢が増えた分、どのくらいの量を購入すれば良いのか、新鮮なうちに使い切るにはどれほどが適切なのかが気になるところです。特に2kgの米パックはよく目にするため、それが何合分になるのか知っておくと買い物が格段に便利になります。
この記事では、2kgの米が実際にどれだけの合数になるか、それを何食分としてどれくらいの期間で消費できるのかを詳しく解説します。また、2kgの米を選ぶ際のメリットについても深掘りしていきますので、ぜひ参考にしてください。
2kgの米は何合分？
2kgの米が実際に何合分あるのか、すぐに答えられる人は少ないかもしれませんね。普通、お米1合の重さは150gだと言われています。この情報をもとに、2kgの米を1合あたり150gで割ることで、その合数を出すことができます。
2kgは2000gですから、2000gを150gで割ると、13.333…となります。
つまり、2kgの米はおおよそ13.3合ということになります。
遠足や家庭科の授業で、一人一合の米を使ってカレーを作った記憶がある方もいるでしょう。そのときの量が結構あると感じたはずです。それを13.3倍した量と考えると、かなりの量になることが想像できます。
ただ、この説明だけでは実際の量をイメージしにくいかもしれません。そこで次は、ご飯13.3合が具体的にどのくらいの量なのか、詳しくお話ししていきましょう。
一人暮らしでの2kg米の活用法
一人暮らしを始めて自炊を考えたとき、どのくらいの量の米を買うべきかは、非常に重要な問題です。余計に買ってしまい、米が虫にやられるなどの問題は避けたいものです。
既に、2kgの米が大体13.3合であることはお分かりいただけたと思います。この量が実際に何食分になるのか、どれくらいの期間で使い切ることができるかを知ると、購入する際にとても参考になります。では、2kgの米をどれほどの期間で消費することが可能なのでしょうか？
2kgの米でいくつの食事が作れる？
最終的に2kgの米がどれくらいの食事数になるか、気になったことはありますか？お米は炊くと水分を吸って膨らみ、その量はだいたい元の2.2倍になります。この計算によると、2kgの米は
2kg（2000g）を2.2倍すると4400gになります。
これでできるご飯の量は4400g。市販のレンジで温めるタイプのご飯パックが一食200gとすると、この量で
4400gを200gで割ると22食分
が作れるというわけです。つまり、2kgの米で22食のご飯を楽しむことができます。
2kgの米、どのくらい持つ？
2kgの米を買ったら、どのくらいの期間で消費できるのかを見てみましょう。この量でだいたい22食分のご飯が作れることになります。
一人暮らしで、1日にご飯を1回だけ食べるとしたら、約22日間で食べきることができます。もし1日に2回ご飯を食べる生活をしている場合は、約11日間で2kgの米を使い切ります。そして、1日3食全てにご飯を食べるとすると、約7日間、つまり1週間で2kgの米を食べ尽くすことになります。
このように、2kgの米は一人暮らしの食生活に合わせて、新鮮なうちにちょうどよく消費できる量と言えます。
2kgの米を選ぶメリット
2kgの米を選ぶというのは、一人暮らしをしている人にとっても、新鮮な米を適切な期間内に食べきることができるという点で大きなメリットがあります。特に、1週間という期間で消費する場合には、1日3食ご飯を食べるとしても丁度いい量となります。
このように、早めに消費できる量であるため、いつも新鮮な米を楽しむことができるわけです。市場において2kgの米が豊富に販売されているのは、それだけ多くの消費者にとって便利であるという証拠です。
この記事では、2kgの米を選ぶ際の具体的なメリットについて詳しく解説していきます。
いつでも新鮮な米を味わう
2kgの米はすぐに使いきることができるので、常に新鮮な米を楽しむことができるという大きな利点があります。お米の鮮度はだいたい1ヶ月ほどとされていて、一人暮らしで毎日1食ご飯を食べる場合でも、22日間でちょうど良い量になります。
これは、平日だけご飯を食べる場合にも、約1ヶ月で丁度良く消費できるということです。
新鮮な米と言えば、収穫直後の新米が思い浮かぶかもしれませんが、精米直後の米も同じく新鮮で、美味しく食べられます。新米は秋に収穫されてから特定の期間しか味わえませんが、精米は一年中行われているので、いつでも新鮮な米を買うことができます。
精米した米は玄米と比べると保存性が低く、すぐに脂質が酸化してしまって風味が落ちてしまいます。そのため、精米されたての米を早く食べる方が、新鮮で美味しい米を堪能できるわけです。
2kgという量は、このような消費ペースにぴったりで、いつでも新鮮でおいしい米を味わうことができます。
持ち運びやすいメリット
2kgの米を選ぶ大きな魅力の一つは、その軽さによる持ち運びのしやすさです。5kgの米包みは、特に女性にとってはかなり重く感じることがあり、他の買い物をした場合の負荷はさらに増えます。
お米を買った後に、また別の食材を買い足すためにスーパーへ戻るのは、非常に面倒な作業です。しかし、2kgのお米なら、他の商品と一緒に楽に持ち帰ることができます。
これによって、何度もスーパーを行き来する必要がなくなり、時間を節約できるようになります。
様々な米の種類を気軽に試せる
お米は毎日の食事には欠かせないものですが、意外と主役になることは少ないかもしれません。しかし、ご飯が美味しくなければ、どんなに美味しいおかずもその魅力を半減させてしまいます。
特売で思わず大量に買ってしまったけれど、自分の好みとは違ったという経験はありませんか？特売品が質が悪いというわけではないですが、2kgなら味が自分に合わない場合でも、早めに使い切ることができます。
また、普段は手を出さないような高級な品種の米も、2kgなら試しやすいですよね。色々な産地や品種の米を少しずつ試してみる楽しみは、2kgパックならではの魅力です。
まとめ
2kgの米は、新鮮さを保ちやすく、また色々な種類を気軽に試すことができるため、自分で料理をする一人暮らしの方にとって非常に適した選択です。もちろん、2kgで買うと10kgの大袋に比べると割高になることも事実です。
しかし、そのようなデメリットがあっても、2kgの米を選ぶメリットは大きいです。ですから、2kgの米を買うかどうか迷っている方は、この記事で紹介したメリットとデメリットをよく考えた上で、自分にとって最適な選択をしてください。
