たまにしか着ないスーツを引っ張り出してみたら、スカートのウエストが予想以上にゆるくて、歩くたびにずり落ちそうでした。
大きめのスカートは歩いているとずれたり、回転したりしてしまうことがあります。
今回は、スーツのスカートのウエストがゆるいときに試せる、簡単で効果的な応急処置と解決策を紹介します。
これらの方法を使えば、緩いスカートをしっかりフィットさせることが可能です。
スーツスカートがゆるいのを即座に解消する方法
スーツのスカートが緩いと、特に急いでいるときにはすぐに対策を施したいものです。
スカートがゆるゆるでは見た目にも悪影響を及ぼし、動きづらさを感じることがあります。
理想は専門のお直しを依頼することですが、すぐに着用したい場合には自宅で手軽にできる方法が役立ちます。
今回は、簡単に試せる応急処置をいくつか紹介します。
・ウエストの調整方法
最も簡単な方法は、厚手のインナーや腹巻を使うことです。
これによりウエスト周りを少し太く見せることができ、スカートのフィット感が向上します。
特に腹巻を使う場合、調整部分が見えないので外見に影響を与えることがありません。
ウエストが少し緩いだけなら、この方法で効果的に対処できます。
・ウエストを折りたたんで調整する方法
ウエストを内側や外側に折りたたむことで、スカートの緩みを効果的に調整できます。
折りたたんだ部分が元に戻らないように、文房具用のダブルクリップで固定するのがおすすめです。
ただし、折りたたむことによりスカートの丈が短くなるため、丈に余裕がある場合にのみ実行可能です。
・安全ピンによるウエスト調整
特にスカートが大きくゆるい場合、ファスナーやホックを使わず、安全ピンでウエスト部分を直接固定する方法もあります。
これにより、非常に緩いスカートも体にしっかりとフィットさせることができます。
安全ピンを目立たない位置に留めれば、見た目の違和感も軽減されます。
・髪ゴムを使ったウエスト調整方法
新しいスーツを購入したとき、店員さんから教えてもらった便利なテクニックです。
普段は髪の毛を結ぶのに使われるゴムをウエスト調整に流用します。
100円ショップで入手可能なこれらの髪ゴムは、必要な長さにカットして使うことができます。
ウエストに合わせてゴムをカットし、スカートのウエスト部分に巻くと、簡易ベルトの役割を果たします。
細い髪ゴムでもスカートをしっかりと支える力があります。
・サスペンダーを利用したスカートの固定法
自宅にサスペンダーがある場合、それをスカートの固定に使用する方法もあります。
サスペンダーをスカートの前後にクリップで留めれば、スカートのずれを防ぎ、安定した履き心地を実現します。
サスペンダーは実用性だけでなく、スタイルにもアクセントを加え、ファッションとしての楽しみも提供します。
スカートのウエストがゆるい時の調整テクニック
スカートのウエストがゆるい場合、自分でホックの位置を調整することが可能です。
ウエストが少し緩いだけなら、ホックを少し移動させて再取り付けすることで、簡単に対応できます。
ただし、ホックを移動させた結果、ファスナーが完全に閉まらなくなることがあるので、ファスナーがしっかりと閉じる位置に設定することが重要です。
ウエストが大幅に緩い場合は、自分での調整が困難になることがあります。
そうした場合には、専門のお直しサービスを利用するのがおすすめです。
購入したスーツ店や洋服のリフォーム店でウエスト調整を依頼できます。
通常、このような調整には2,000円から3,000円の費用がかかりますが、長く愛用するための投資と考えれば価値のあるものです。
また、体型は年齢とともに変わるため、頻繁に着ないスーツはウエストを縮めずにそのまま保管しておくのも一つの方法です。
体重が変わった時に、またジャストフィットする可能性があります。
年齢と共に体型が変わると、以前は緩かったスカートが時間が経つにつれてちょうど良くなることがあります。
まとめ｜スーツのスカートがゆるい問題の対処法
スカートのウエストが少しゆるい場合でも、家庭で見つかるものを使って簡単に調整できます。
確かにこのような応急処置は見た目が完璧ではなく、そのためにジャケットやカーディガンを脱ぐことが難しいかもしれませんが、急な状況には非常に役立ちます。
その効果を実感するためにも、試してみる価値は十分にあります。
