レターパックと言えば、多くの方が文書や書類の配送を思い浮かべるかもしれませんが、実はこの便利でコストパフォーマンスに優れた郵送方法を使って、お菓子を贈ることも可能です。
ただし、その際には重量やサイズの制限に注意が必要です。
レターパックにはプラスとライトという2つの種類があり、お菓子の大きさや配達方法（ポスト投函か直接手渡し）に応じて選べます。
この記事では、お菓子を送る際の具体的な方法、品名の記載方法、おすすめのお菓子の種類とサイズについて詳しく解説します。
レターパックで選ぶべきお菓子は割れにくく長持ちするタイプ
レターパックを使用してお菓子を送る際のポイントを詳しく説明します。
レターパックでお菓子を送る際の注意点
お菓子を送る際には、以下の点を考慮することが重要です：
- 常温保存が可能なもの
- 割れにくいもの
- 賞味期限が長いもの
- 季節に適したもの
- 工場製のもの
おすすめのお菓子としては、パウンドケーキやクッキーなどの焼き菓子や、おせんべいが挙げられます。
お菓子を送る際には袋ではなく、しっかりとした箱に入れて丁寧に包装することが推奨されます。
これにより、お菓子が損傷するリスクを減らすことができます。
配送時の不在を考慮する
特に暑い時期は、チョコレートなど溶けやすいお菓子の配送に注意が必要です。
レターパックプラスを利用すると対面での受け取りとなりますが、不在時は郵便局で保管されるため、その間に溶ける可能性があります。
レターパックライトを使用する場合も、迅速な受け取りが難しい時に問題が生じることがあります。
手作りのお菓子を送る場合は、保存料が含まれていないため、チルドゆうパックやクール宅急便などの冷蔵便サービスの利用が適切です。
レターパックでお菓子を送る際の品名の記載方法
レターパックでお菓子を送る際の品名記載については、「食品」「お菓子」のようなシンプルな書き方で問題ありません。
品名を正確に記入する理由
お菓子をスムーズに配送するためには、品名の正確な記入が不可欠です。
特にお祝い事でお菓子を送る際は、「プレゼント」「ギフト」といった一般的な表現を避け、具体的な品名を記載することが重要です。
品名が不明瞭だと、配送上の問題が生じる可能性があります。
正確な品名記入の必要性
内容物が不明瞭な場合、通常の輸送方法ではなく特別な手配が必要になることがあります。
荷物が次のような場合には、特に注意が必要です：
- 通常の航空輸送が不可能な場合
- 品名が未記載の場合
- 内容が不明瞭な場合
- 安全性が確認できない場合
- 危険物を含む可能性がある場合
大切な人への贈り物を迅速かつ確実に届けるためにも、品名は詳細に記入することが求められます。
記入に不安がある場合は、郵便局での相談が推奨されます。
レターパックで送るお菓子の選び方とおすすめ商品
レターパックプラスではサイズ制限が少ないため、さまざまな形状のお菓子を送ることが可能です。
しかし、レターパックライトでは3cmの厚み制限があるため、送るお菓子の形状に注意が必要です。
以下では、各タイプに適したお菓子の形状を紹介します。
レターパックプラスで送れるお菓子
レターパックプラスを利用する場合、サイズ制限が比較的緩いため、缶に入ったお菓子が特に送りやすいです。
理想的なサイズは縦14cm×横22cm×高さ6.5cmで、このサイズを基にして箱形にカスタマイズすることもできます。
レターパックライトを利用する際の注意点
レターパックライトを使用する場合、3cmの厚み制限があります。
特に缶に入れて送る場合、缶の堅牢性が形状を保持し、衝撃から保護するために適しています。
レターパックの使い方と特徴について
レターパックは、A4サイズの書類や物品を最大4kgまで、全国どこでも一律料金で送ることができる非常に便利な郵送オプションです。
レターパックはレターパックプラスとレターパックライトの2つの種類がありますが、それぞれ特徴が異なりますので詳しく見ていきましょう。
レターパックプラスの特徴（赤い封筒）
料金：520円 サイズ：340mm×248mm（A4サイズ） 最大重量：4kg 配送方法：対面配送で、受取人の署名または受領印が必要です。
レターパックライトの特徴（青い封筒）
料金：370円 サイズ：340mm×248mm（A4サイズ） 最大重量：4kg 厚さ制限：3cmまで 配送方法：郵便受けへ直接投函されます。
これらのオプションは、サイズと重量制限は同じですが、料金や配送方法において異なり、それぞれに便利な使い方があります。
レターパックの購入と発送方法
郵便局での購入と発送
レターパックは郵便局で簡単に購入し、すぐに発送することが可能です。
郵便局には荷物梱包スペースがあり、わからないことがあればスタッフに質問できます。
郵便局の営業時間は平日の9:00から17:00までですが、土日も営業している郵便局もあります。
コンビニでの購入
忙しいときでも、コンビニでレターパックを手に入れることができます。
主な取扱店舗にはローソン、ミニストップ、デイリーヤマザキ、サークルKサンクス、セブンイレブン（一部店舗）、ファミリーマート（一部店舗）があります。
支払いは現金のみとなっており、購入後は店内のポストや最寄りの郵便局から簡単に発送できます。
郵便局のオンラインショップでの購入
頻繁にレターパックを使用する方には、郵便局のオンラインショップで20枚セットが販売されています。
ただし、購入時には送料がかかる点に注意が必要です。
レターパックの具体的な送り方
レターパックライトは最大3cmの厚さまでの郵送が可能で、郵便ポストに直接投函するだけで発送できます。
レターパックプラスは厚さの制限がなく、大きめの荷物も扱うことができますが、ポストに入らない場合は郵便局の窓口で直接手続きが必要です。
急いでいるときは、オンラインで集荷サービスを申し込むことも可能ですが、このサービスはコンビニでは利用できませんのでご注意ください。
発送前のトラッキングシール確認
レターパックを使用する際に欠かせないステップの一つが、トラッキングシールを確認し、剥がしておくことです。
このシールには送り状番号が記されており、荷物の追跡に必須です。
送り状番号が印字された白い部分を保護し、荷物が配達されるまで安全な場所に保管してください。
シールの紛失が心配な場合は、番号を写真に撮っておくと安心です。
レターパックで送れないアイテム
レターパックで送ることができないアイテムには、以下のものが含まれます：
- 現金や宝石などの貴重品
- 爆発物や有毒物質などの危険物
- ガラス製品や陶器などの割れやすい物品
- 生鮮食品や生き物
- 代替が難しい価値のある芸術作品 これらのアイテムは他の郵送方法でも同様の制限が適用されます。
レターパックでお菓子を送る方法のまとめ
レターパックを利用すれば、様々な種類のお菓子を簡単に送ることができます。
特に壊れにくく、常温保存が可能で長持ちするお菓子が適しています。
荷物の品名は「食品」「お菓子」と明記しましょう。
レターパックプラスは受取人と直接手渡しで届けるため、贈り物としてはこちらの利用がおすすめです。
一方、レターパックライトは郵便受けに直接投函されます。
感謝の気持ちや心のこもったメッセージを伝えるためにも、レターパックを上手に活用して、大切な人へのプレゼントを送りましょう。
