【eofとは？】パワポで使いこなすポイント解説

生活・文化

2024.12.15

プレゼンの最後に「ご静聴ありがとうございました」と書かれたスライドを見たことがある人は多いはずです。

これは一般的に、発表を聞いてくれた人々に感謝を示すものとして使われています。

しかし、感謝の言葉はスライドに記載するだけで十分なのでしょうか？

むしろ、直接言葉で感謝の意を伝えた方が、より温かみがあり自然に思えますよね。

それでも、スライドに改めて「感謝」を書き残す理由があるのか、疑問が残ります。

スライドの中の一枚は、限られたスペースで意味のあるメッセージを伝えることが重要です。

発表の内容やメッセージ性とつながりのない一言が最後にあることで、資料全体の統一感が損なわれる場合もあります。

ですから、この習慣を続ける前に、今一度その必要性を考えてみるべきかもしれません。

「EOF」の意義について考える

「EOF」という言葉を資料の最後に記載する例も見かけます。

このフレーズは「End of File」、つまり「ここで資料は終了します」という意味を持ちます。

回覧資料や共有スライドなど、複数人で使用するドキュメントにおいてよく見られる形式です。

この記載によって、「これ以上のページはありません」と伝える役割を果たしていると言えるでしょう。

「EOF」の記載には、資料を閲覧する人に対してわかりやすい案内を示すメリットがあります。

次のページに進んでも情報がないことを事前に知らせている点で、「EOF」は一定の役割を果たしていると言えます。

しかし、スライドの最後にこの一言を置くのが最善の方法かどうかは、使う場面によるかもしれません。

意味のある記載にするためには、「EOF」以外の方法も検討する価値があるでしょう。

発表資料における最後のスライドは、特に重要な役割を持っています。

なぜなら、このスライドは質疑応答の間中、長い時間画面に映し出されることが多いからです。

そのため、この一枚に意味を持たせることで、発表全体の印象を大きく変えることができます。

例えば、発表の内容を簡潔にまとめたスライドを最後に表示する方法があります。

この方法は、聴衆に発表の結論や要点を効果的に伝えるのに役立ちます。

また、追加情報を提供する目的で、QRコードをスライドに載せるのも良いアイデアです。

これにより、聴衆は質問時間などを利用して、さらに詳しい情報にアクセスすることができます。

逆に、「EOF」や「ご静聴ありがとうございました」といった形式的なフレーズだけでは、スライドの可能性を十分に活かせていません。

最後の一枚だからこそ、特別な意義やメッセージ性を持たせる工夫が必要です。

スライド全体の締めくくりとしてふさわしい内容に仕上げることが、成功する発表への近道になるでしょう。