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夕暮れの時間帯を詳しく!夏と冬で違う?

雑学

ふと、「夕暮れっていつ始まっていつ終わるんだろう?」と考えることがありますよね。日本気象庁では夕暮れをだいたい15時から18時と定めていますが、企業や団体によってはこの時間帯に対する見解が異なります

この記事では、夕暮れの時間帯が具体的にいつからいつまでなのか、様々な角度から調べてみました

気象局定義:夕方の時間帯は15時から18時

気象局による定義では、夕方の時間帯は15時から18時とされています。この定義は気象局によって設けられたものであり、憲法とは関係がありません。

このため、天気予報で「夕方に雨が降り始める」と言われた場合、だいたい15時からの降雨を意味しています。日常で耳にする天気予報でも、夕方は15時から18時とされていることから、この時間帯を夕方と考えても問題ありません。

季節によって変わる夕方の定義、夏対冬

気象庁は夕方の時間を一般的に15時から18時としていますが、実際には季節によって夕方の感覚が変わることに気づくかもしれませんね。一般的に夕方は、「日が沈み始める時刻、または日暮れ前後」と解釈されます。この定義は、goo国語辞書などの辞書で確認することができます。

しかし、日が沈む時間は季節によって異なり、これにより夏と冬では夕方の時間帯が変わります。夏は日照時間が長く、冬は短いため、それぞれの季節で夕方を感じる時刻も遅かったり早かったりします。具体的には、夏至の時には日中が最も長く、冬至の時には最も短いです。

東京における夏至と冬至の際の日没時刻を詳しく調べてみました。具体的な日付は毎年異なりますが、2021年を例にすると以下の通りです。

  • 2021年6月21日の夏至では、日没時刻は19:00です。
  • 2021年12月22日の冬至では、日没時刻は16:32です。

このデータから、季節によって日没時刻に大きな違いがあることがわかります。なお、これは東京でのケースに限った話であり、地域によっては、特に北海道や沖縄のような場所では、もっと顕著な差が出ることも特筆すべき点です。

2021年に札幌で行われた夏至と冬至の日没時刻の調査から、次のような結果が得られました。

  • 夏至(6月21日)の日没時刻は19:18と19:25に設定されています。
  • 冬至(12月22日)の日没時刻は16:03と17:43にそれぞれ設定されています。

これらの時刻を基に、日没の約1時間前後を夕方の時間帯と考えると、地域によって夕方の時間帯がどのように変わるかを検証できます。

  • 東京の場合、夏期は約18時から20時まで、冬期は15時32分から17時32分までが夕方とされます。
  • 札幌では、夏期は18時18分から20時25分まで、冬期は15時03分から17時43分までが夕方の時間帯となります。

これにより、季節によって日没時刻がどのように変化するかを具体的に把握し、夕方の時間帯を地域ごとに理解することができます。

沖縄地域では、夕方の時間帯は季節によって異なります。夏期はおおよそ18時25分から20時25分まで、冬期は16時43分から18時43分までとされています。

気象庁による夕方の時間帯の15時から18時という設定は、情報をはっきりと伝える目的で行われていると思われます。

業務上の「夕方」とは具体的に何時か?

仕事での会議や待ち合わせで「夕方にしよう」という話が出るとき、具体的に何時を想定しているのかが曖昧になることがあります。気象庁では夕方を15時から18時と定めていますが、この定義をみんなが共有しているわけではないようです。

ここで大切なのは、夕方という時間帯をあいまいにせず、具体的な時間を決めてそれを共有することです。たとえば、「17時に会議をしましょう」や「18時に待ち合わせしましょう」と明確に時間を指定することで、混乱を避けることができます。

夕方という時間帯に対する理解は人それぞれ異なるので、はっきりとした時間を設定することが大切です。

NHKにおける「夕方」の定義とは?

NHKでの具体的な夕方の時間帯についての情報は明確には見つかりませんでした。しかし、番組で「こんばんは」という挨拶が使われる時刻を参考にすると、NHKが夕方をどのように捉えているかの手がかりを得ることができます。

「こんばんは」という挨拶は一般的に夜に使われ、外が十分に暗くなってから行われることが多いです。この挨拶が使われる時刻の前を夕方と考えることができます。

通常、夕方は日没の前後1時間程度とされているため、NHKではこの時間帯を夕方と見なしている可能性があります。

これは推測に過ぎませんが、NHKが具体的に夕方の時間帯を定めている訳ではないようです。

業界ごとの夕方の時間設定の違い

様々な業界で、夕方の時間帯の設定にどのような違いがあるのかを調査しました。

高速道路でのETC割引時間

高速道路のETCを使用した平日朝夕割引の時間帯に関して調査した結果、夕方の割引時間帯は17時から20時までであることがわかりました。20時を過ぎると、夜の雰囲気がより強く感じられるでしょう。

郵便サービスの配達スケジュール

郵便局は配達スケジュールを午前、午後、夕方、そして夜間の4つに分類しています。この中で、夕方の配達時間帯は約16時から18時までと設定されています。

一方、ヤマト運輸や佐川急便のような他の配送業者では、「夕方」という時間帯の表記は用いられていませんでした。

ハウステンボスの夕方入場券

ハウステンボスでは、夕方から楽しめる2種類の入場券があります。

        • アフター3パスポートは15時から利用可能です。
        • アフター5パスポートは17時から利用可能となっています。

横浜八景島シーパラダイスの夕方利用券

横浜八景島シーパラダイスでは、夕方からの利用が可能な2種類のチケットを提供しています。これには楽園ナイトパスとナイトアクアリゾーツパスが含まれ、どちらも15時から有効です。

楽園ナイトパスは水族館とアトラクションへの入場が可能で、ナイトアクアリゾーツパスは水族館入場のみを許可します。両チケットともに15時から利用開始です。

ダイエーの夕方限定セール

かつてダイエーでは、夕方特定の時間帯にタイムセールを行っていました。そのセールは16時から18時まで実施されていました。このようなセールは他のスーパーマーケットでも一般的に見られるもので、業界によって夕方の時間帯の定義には様々なものがあることが分かります。

つまり、夕方が具体的に何時から始まるかは、業種によって異なるということが確認されています。

結論

気象庁によると、夕方はだいたい15時から18時の間とされています。しかし、実際に夕方の時間帯をどう捉えるかは、個人や企業ごとに少しずつ違いがあり、明確な一般的合意に達するのは困難です。

多くの地域で17時頃に夕焼けのチャイムが聞かれることから、夕方をその前後1時間程度と見なす考え方もあるようです。ですが、誰かと約束をする際には、「夕方」というあいまいな表現を避け、具体的な時間を明記することが望ましいです。

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