子どもたちが夢中になる『忍者遊び』は、日常の保育にも取り入れやすい、とても楽しいアクティビティです。「忍者になって静かに歩いてみよう!」や「忍者みたいに速く走ってみよう!」と声をかけるだけで、子どもたちはすぐに忍者気分に浸ります。
忍者遊びをさらに盛り上げるためには、忍者グッズがあると一層楽しくなります。では、どんな忍者グッズがあると良いでしょうか?
この記事では、忍者遊びに使える手作り忍者アイテムをご紹介します。ぜひ、お子さんと一緒に作って、楽しい忍者遊びを満喫してくださいね!
忍者ごっこの準備と作り方
忍者グッズは手作りできます。子どもたちと一緒に作ることで、手作りの忍者グッズでさらに楽しさが広がります。この記事では、以下の6つのアイテムの作り方をご紹介します。
- 手裏剣
- 巻物
- 折り紙の忍者道具
- 額当て
- 頭巾
- ベルト
それぞれの作り方を順番に解説していきます。
折り紙で作る手裏剣の方法
用意するもの
- 折り紙
- はさみ
- 折り紙を縦に半分に折り、開きます。
- 折り目に沿って切ります。
- 切った長方形の折り紙を、それぞれさらに縦に半分に折ります。
- 縦に折った折り紙を横に半分に折り、中央に折り目をつけます。
- 中央の折り目に沿って、両方を斜めに折ります。
- 1枚目は上半分が右向きになるように、右側を上部にして、左側を左に折ります。
- 2枚目は1枚目と反対の方向に折ります。
- 両方の正方形の部分を内側に折り、三角形を作ります。
- もう一方の正方形の部分も、同様に三角形に折ります。
- 左の三角形を中央の折り目に沿って内側に折り、反対側の端に合わせて平行四辺形にします。
- 両方の中央が開いていない面を重ね、三角部分を開きます。
- 三角形の先端を相手側のポケットに入れます。
- 裏返し、同様に相手側のポケットに入れたら完成です。
折り紙の色を2色使ったり、模様入りの折り紙を使うことで、さまざまな手裏剣を作ることができます。手裏剣作りは少し難しいですが、子どもたちは覚えれば自分で折れるようになります。一緒に何度も挑戦してみましょう。
手裏剣がたくさんあれば忍者ごっこで大活躍しますし、ゲームの景品としても使えます。手裏剣が作れるようになれば、次に紹介する巻物やベルトの装飾品としても活用できますよ。
忍者ごっこ用巻物の作り方
用意するもの
- 紙の芯
- 太いストロー
- 厚手の紙
- 平たいひも
- 折り紙
- テープ
- 両面テープ
- のり
- はさみ
- 紙の芯の長さに合わせて厚手の紙を用意します。
- 厚手の紙の外側と内側に折り紙を貼ります。
- 外側には模様入りの折り紙が最適です。
- 内側には白や薄黄色の折り紙がおすすめです。
- ストローの中心にひもを巻き付けます。
- ストローを厚紙の端に取り付けます。
- 厚紙を紙の芯に貼り付けて巻き付ければ完成です。
巻物の内側に文字や忍法を書き込むと、さらに楽しさが増します。それぞれの忍法を考えて書いてみましょう。「忍法かくれみの術」「忍法空を飛ぶ術」など、子どもたちは独自のアイデアでさらに面白い忍法を考えてくれるでしょう。
また、「忍者からの手紙」として、子どもたちが保護者に宛てて手紙を書くのも楽しい活動です。「肩たたき券」や「お皿洗い券」の代わりに、「忍法お掃除の術」「忍法肩もみの術」などのお手伝い忍法を書き込んでも盛り上がります。
折り紙で作る忍者道具
簡単に作れる吹き矢の作り方
用意するもの
- 折り紙
- ストロー
- はさみ
- のり
- 折り紙を4分の1のサイズに切ります。
- 折り紙をストローに巻きつけ、のりで固定します。
- 折り紙をストローから外し、片方の先端を折り曲げます。
- もう一度ストローに差し込めば、吹き矢の完成です。
ストローを吹くと、折り紙が勢いよく飛びます。安全に遊ぶために、広い場所で使用し、友だちの目に当たらないように気をつけましょう。
忍者の額当ての作り方
用意するもの
- 黒い厚紙
- 銀色の厚紙
- 輪ゴム
- ホッチキス
- のり
- はさみ
- 黒い厚紙を3センチ幅に切り、頭に巻ける長さに調整します。
- 厚紙の両端を少し内側に折り、輪ゴムを通してホッチキスで固定します。
- 銀色の厚紙を額当ての形に切ります。長方形に切り、左右を少し丸くカーブさせると本物らしくなります。
- 黒い厚紙の中心に銀色の厚紙を貼り付けます。
完成した額当てをつけると、子どもたちはより忍者らしい気分を味わえます!忍者ごっこの楽しさが一段とアップしますね。
忍者の頭巾の作り方
用意するもの
- 風呂敷
- ゴム
- 風呂敷を顔を覆うように巻き付け、頭の後ろで結びます。
- 顔にかかっている部分を頭の後ろにまくり上げます。
- 左右の布を重ね、あごの付近でゴムで結びます。これで完成です。
忍者の頭巾は、風呂敷の代わりにタオルやトレーナー、カーディガンなどでも作れます。ぜひ試してみてくださいね。
忍者ごっこ用のベルトの作り方
用意するもの
- 黒い厚紙
- 銀色の厚紙
- 両面テープ
- 輪ゴム
- ホッチキス
- はさみ
- 黒い厚紙を5センチ幅に切ります。
- 銀色の厚紙を3センチ幅に切り、黒い厚紙の中央に重ねて両面テープで貼り付けます。
- 両端を内側に折り、輪ゴムを通してホッチキスで固定します。これで完成です。
黒い厚紙の長さは、子どもの胴回りに合わせて調整してください。輪ゴムは額当てよりも太くて頑丈なものを使用すると良いでしょう。
まとめ
この記事では、忍者ごっこをより楽しむための手作りアイテムの作り方を紹介しました。子どもたちが思い描く忍者のイメージは、黒装束でかっこよく、忍法を使いこなし、忍び足で動く姿です。知らないうちに、そのイメージがどんどん膨らんでいきます。
忍者ごっこは、子どもたちの心をくすぐり、なりきり遊びの最高のテーマです。手作りの衣装やグッズを使って、楽しい忍者ごっこをたっぷり楽しんでくださいね。