工作やデザイン作業で欠かせないアイテムといえばカッターマット。
しかし、いざというときに見つからなかったり、持っていなかったりすることもあるでしょう。
カッターマットは、切断作業を安全にスムーズに進めるために作業台を保護する役割がありますが、代用品がないと困りますよね。
そこでこの記事では、カッターマットが手元にない場合に役立つ代用品と、その選び方を詳しく解説します。
カッターマットの代用となるアイテムの選び方と役割
カッティングマットは、カッターやデザインナイフを使う際に作業台を守り、正確で効率的な作業を支えるための必需品です。
一般的に、複数の層が重なった構造で、柔らかい層と硬い層を組み合わせた作りになっています。
この構造によって、傷が目立ちにくく、変形もしにくい特徴があります。
また、目盛りやガイドラインがプリントされているものも多く、作業がより正確に行えます。
カッターマットの代用品として適したものを選ぶには、次のポイントに注目してください。
まず、表面が平らであること。
次に、刃が突き抜けても下の作業台を傷つけない十分な厚みと硬さ。
そして、カッターの刃がダメージを受けにくい、適度な柔らかさがあることです。
このような条件を満たす身近な素材が、代用品として役立ちます。
カッターマットの代用品として便利な12のアイデア
マットがない場合でも、周囲にある身近なアイテムを工夫して代用することが可能です。
以下に、カッター作業を補助する代用品を12種類ご紹介します。
それぞれにメリットと注意点がありますので、用途や状況に応じて選んでみてください。
- 雑誌
広げて使用すると、比較的広い面積で作業が可能です。刃にも優しいですが、紙屑が出やすいため、後片付けが必要です。 - 厚紙や段ボール
厚みのある段ボールや硬めの厚紙は、刃の貫通を防ぎます。ただし、一度の使用で耐久性が落ちる点には注意が必要です。 - 新聞紙やチラシ
何枚も重ねて使用することで、刃が作業台に到達するのを防げます。広範囲の作業や、小さな切断作業にも対応しやすいです。 - 下敷き
文房具として一般的な下敷きは、安定感があり、ごみが少なく使いやすい選択肢です。ただし、傷がつきやすいため、繰り返しの利用には向きません。 - プラスチックのまな板
刃が滑りにくく、安定して切断作業が行えます。キッチン用品として普及しており、手軽に手に入ります。 - ゴム板
弾力があるため、刃が傷みにくいのが特長。ただし、繰り返し使用すると傷が目立つ場合があります。 - アクリル板
丈夫で滑らかな表面が特徴のアクリル板は、正確な切断が求められる作業に向いています。ただし、コスト面を考慮する必要があります。 - コルクマット
柔らかく刃に優しい一方、薄いものは刃が通りやすい点に注意が必要です。 - ビニール製デスクマット
広範囲の作業をカバーできるデスクマットは、表面が滑りにくいため安定した作業が可能です。ただし、切り傷や汚れが目立つことがあるため、使い捨て感覚で利用するのが良いでしょう。 - プラスチック段ボール
段ボール状のプラスチックボードは、一定の厚みがあるため、カッターマットの代用として役立ちます。細かい作業には適さない場合があるものの、頑丈さが魅力です。 - ガラス製カッティングボード
非常に丈夫で安定感のあるガラス製のボードは、刃が滑りにくい特徴があります。ただし、刃の摩耗が早まる可能性があるため、注意が必要です。 - MDFボード
木材を圧縮して作られたMDFボードは、しっかりとした硬さと耐久性を持ち合わせています。表面が滑らかなため、傷が目立たない場合には便利です。
おすすめのカッターマットを選ぶポイント
頻繁にカッターを使う場合、専用のカッターマットを持つことを強くおすすめします。
以下に、特に使いやすいと評判のカッターマットを紹介します。
商品名 | 特徴 |
---|---|
ナカバヤシ 折りたたみカッティングマット A2サイズ | 持ち運びや収納が簡単な折りたたみ式で、広い作業スペースを確保可能。 |
【ウチダ】きりっこ A4サイズ (1cm方眼) | カラーバリエーション豊富で、初心者からプロまで使用可能。 |
バンコ オレフィンカッティングマット A3サイズ | 透明タイプでトレース作業にも対応可能。作業の精度を高めることができる。 |
これらの商品は、それぞれの用途や好みに応じて選ぶことができます。
特に、折りたたみ式のマットは収納や持ち運びに便利で、場所を取らない点が魅力的です。
透明タイプのマットは、下のデザインが確認しやすくトレースにも適しています。
カラーのバリエーションが多い製品は、作業のモチベーションを上げる効果も期待できます。